食のポリシー「食のバリアフリー化」

食のバリアフリー化の定義
身体的・年齢的・宗教的などの理由から生じる食の障壁を分析ならびに理解し、食を通じて得られる心の充実を出来る限り万人が等しく共有できる環境づくりを目指す。
同時に身体的理由で食に対して極度の障壁を有するゲストについては、栄養物としての最低限の食を提供できる環境を整備することに努める。

現代の社会問題になっている食物アレルギーに対してその本質を理解し、同時にスタッフの啓蒙活動を行い、併せて食物アレルギーを抱える人々が、ホテル内で安心して飲食ができるよう環境を整える。
- 食アレルゲンに対して、ホテルスタッフ向けの講習会の実施するなど啓蒙活動として食育講習会の実施
- 「7大アレルゲン」に対応した「除去食メニュー開発」(特に子供を対象に、子供の好む除去食を開発する)
- 館内飲食施設にて提供する飲食物に使用しているアレルゲンの把握とアレルゲンの一覧の作成
- アレルゲン対策をゲストに求められた際の対応窓口の設置

年々増加する糖尿病をはじめとし、カロリー制限を必要とする何らかの病を抱える人々がホテル内で安心して飲食が出来るよう環境を整える。
依って美容のためのダイエットを意識したカロリー制限を趣旨としない。
- 館内飲食施設にて提供する飲食物の「カロリー表」を含む情報提供の在り方の研究と実施
- 低カロリーメニューの開発
- ホテルスタッフ向けのカロリー制限に関する啓蒙活動

乳幼児または高齢者など年齢的な理由により、咀嚼能力にハンデを抱えているかまたは同理由により、著しく一般的な食の嗜好と異なる層のニーズを研究史、それらのニーズに応え得るメニューの開発と提供に努める。
- 乳児:離乳食
- 離乳食完了期後:1~2歳の幼児向けのメニュー開発
- 幼児:幼児向けの健康メニューの開発
- 咀嚼機能または消化機能の低下した層に提供するメニューの開発

現宗教上の理由により摂取を禁止また制限されている食材ならびに制限される調理法などを研究史、提供料理が同理由により摂取できないといった弊害を予め防止することに努める。
世界5大宗教(仏教・キリスト教・ユダヤ教・イスラム教・ヒンドゥー教)のタブー食の研究とマニュアル作成。